STORY
毎日使うものだから、
身体にも環境にも、そして、
つかい心地も、徹底的によいもの。
伝統と革新の国産タオルを、愛媛県・今治にて1枚1枚仕立て上げる「壷内タオル」。希少な織機を使って、パイルをリラックスさせたまま、ゆったりと仕上げられる生地は、手間も時間もかかりますが、その分、いい織物ができるのだそうです。素材もつくり方も徹底的にオーガーニックにこだわり、いつまでもやわらかい風合いで、やさしく手肌をつつんでくれる「壷内タオル」の“癒しハンドタオル”。自然の恵みと発酵のサステナブルなサイクルから丁寧に作り出されるファーメンステーションの製品と、ぜひ一緒にお使いください。
ー 「癒しハンドタオル」のこと
綿花の中でも最上級といわれる、超長綿ペルーピマオーガニック綿を100%使用。超長綿とは繊維長が極めて長く、しなやかで柔らかな綿花のこと。ピマ綿の細めの糸をパイル用にたっぷりと使い、綿花が傷まないよう最小限の薬剤だけでゆっくりと時間をかけて洗って仕上げたタオルです。
糸1本1本がまるで呼吸をしているような柔らかさで、赤ちゃんやお肌の敏感な方でも安心して使うことができます。その柔らかさは洗濯を繰り返すたびによみがえり、いつまでも柔らかさが持続するのが魅力です。
ー ゆったりと。昔ながらの「織り」と「洗い」、そして乾燥
1日30mほどしかタオル生地を織ることができない、50年以上前の「シャトル織機」。壷内タオルは、この織機を使ってタオルを織っています。高速で織り上げる現在の織機と比べると、遥かに遅いスピードで織り上げるために、生地の目が詰まりにくく、仕上がりもゆったり。時間をかけて織ることが、タオルに心地よい手触りと吸水性をもたらしてくれます。
また、タオルがふわふわと手触り良く仕上がるのは、“織り”ともうひとつ、“洗い”も大切なポイント。パイルを織り上げるために使用した糊を落とすのが、タオルの良し悪しを左右する洗いの工程。もちろん、ただ洗えばいいわけではありません。
使用する糊は天然のでんぷん糊。時間をかけた丁寧な洗いで、いくつもの酵素を用いて洗ってふっくら仕上げる、独自のやり方で糊抜きをしています。さらに環境への配慮として、名水百選にも選ばれる水の都「西条」の天然水を使い、水資源も大切につかっています。
乾燥も、糸へのダメージを抑えるため、短時間で切り上げたりと、全行程を通じてパイルの傷みを最小限に抑えることで、柔らかく、通気性や吸水性に優れたタオルができ上がるのです。