STORY
新たに資源循環で生まれた
岩手県産ひまわり油を配合
お肌に良いとされる成分やセラミドを含む「米もろみ粕」に、新たな原料として、私たちの資源循環の中で生まれた、農薬・化学肥料不使用の岩手県産ひまわり油を配合しました。
ー 仲間と育てたひまわりから抽出する希少なオイル
ひまわり油の生産は、仲間の農家さんの「近隣で増えていく遊休地や働き手のない畑を利用したい」という思いからスタートしました。皆で種をまき、景色を楽しみ、その実りを活用するプロジェクトから生まれたオイルです。
ー ひまわり油ができるまで資源循環に取り組む「
マイムマイム奥州」の仲間や、奥州市の地域の皆さんと一緒に、春に種まきをします。農薬や化学肥料は使用せず、私たちの資源循環から生まれる鶏糞肥料を使って育てます。夏には大人の背丈も超えるような大きなひまわりとなり、あざやかな黄色い景色が広がります。秋になる頃、皆でひまわりを刈り取り、ひまわりの種を手作業で額から外していきます。刈り取りも、種取りも手作業で、大変手間のかかる作業です。その種を地元の油屋さんで搾っていただき完成、私たちの手でつくったオリジナル原料です。
そして完成した農薬・化学肥料不使用、生産者の顔の見える岩手県産ひまわり油。ひまわり油は、人の皮脂成分にも含まれているオレイン酸を多く含むといわれ、お肌を健やかに保ちます。
ー ファーメンステーション独自の技術でオーガニック玄米を発酵させた「米もろみ粕」
「米もろみ粕」は、丁寧にくだいたお米に麹と酵母を加え、ファーメンステーション独自の技術でじっくり発酵、蒸留させたものです。麹は、日本有数の麹菌の会社「秋田今野」のものを使用。なんども実験を繰り返して、私たちの発酵もろみに最適な麹や酵母を選んでいます。
米もろみ粕を外部機関で調べたところ、セラミド、アミノ酸のほか、抗酸化作用、抗老化作用、ヒアルロン酸保持効果などが期待できる成分を含んでいることがわかりました。これらの成分を生かし、老若男女問わずみんなで使える商品からスタートしようと考え、石けんを作ることにしました。
ー 厳選したオイルを配合し、じっくり熟成
ファーメンステーションの石けんは、熱をかけずに時間をかけて乾燥させるコールドプロセス製法で作られています。厳選した良質なオイルと米もろみ粕の成分をじっくり熟成させることで、肌にやさしくなめらかな仕上がりになりました。パーム油は、不当労働や森林生態系、生物多様性の消失などが課題視されており、今回から使用をやめ、環境にも配慮した処方となっています。
ー 用途に応じた3種類
お使いになる方のお肌や、用途に応じて、3種類をご用意しました。
ー ふわふわの泡立ち
奥州サボンの豊かな泡立ちを実感したい方には、洗顔ネットの利用をおすすめしています。濡らした洗顔ネットで奥州サボンを包んで泡立てると、奥州サボンならではのふわふわの泡がもこもこと立ちあがります。軽めのやさしい泡が、肌をふんわり気持ちよく包み込んで洗い上げ、泡切れが良いのも特徴です。
ー パッケージの布袋は小物入れに
ファーメンステーションの石けんはどれも布の袋でパッケージしており、石けんを取り出したあとは小物入れとして利用できます。
石けんそのものだけでなくパッケージも大切に扱いたい、できるだけゴミにならず再利用できるパッケージを、という環境への思いから布袋を採用しました。袋のタグ(織ネーム)もファーメンステーションのオリジナルです。